日記バックナンバー

乗鞍山麓五色ヶ原の森の木々も、すっかり色づいてきました。
写真中央の小高い山は、シラビソコースの終盤に位置する「八汐峠」付近です。この一帯はナナカマドなど真っ赤に紅葉する木々が多く植生しており、今正に紅葉最盛期といったところです。間もなくこの真っ赤な葉が落葉すると、シラビソコースの歩道はまるでレッドカーペット。錦秋の五色ヶ原の森をご堪能ください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森も、秋の気配が漂ってきました。シラビソコースの岩魚見小屋を過ぎ、シラベ沢口付近にさしかかると真っ青な実をつけた「ツバメオモト(燕万年青)」を見つけました。ツバメオモトは、ユリ科の多年草で、5〜7月には白色の可憐な花を咲かせます。和名は白い花が空を飛ぶ燕に似ること、葉がオモトに似ることからその名が付けられたと言われています。秋には群青色または黒色の実を付けることから、この色を燕の色に見立て和名の由来としたとの説もあるようです。
日に日に深まり行く秋の五色ヶ原の森の魅力を、お楽しみください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森にも、初夏の花「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」が花を咲かせました。オオヤマレンゲは、モクレン科の落葉低木で、本州中部から九州屋久島までと、中国南部の深山にややまれに分布すると言われています。
ややうつむき加減に壺状に咲くオオヤマレンゲは、白い花弁に淡紅色の雄しべが映え、入山の皆さんをお迎えしています。
季節ごとに刻々と移り行く五色ヶ原の森の魅力を、お楽しみください。


乗鞍山麓五色ヶ原の森は、標高1,360メートルから1,640メートルと山地帯から亜高山帯に位置し、多種多様な植生が見られます。
掲載写真は、標高1,490メートルに位置するシラビソコースの濁池(にごりいけ)の現在の様子です。シラベ沢の渓流沿いの木立ちを抜け、溶岩堤防を越えると、澄池(すみいけ)と濁池の広い空間に到着します。静寂さの中で心地よい野鳥のさえずりのみが聞こえます。濁池は“池”とは言え、シーズンを通じてほとんど水が見られず、草原の様相を呈しています。周囲の木々の淡い緑も日に日にその濃さを増してゆくことでしょう。季節ごとに刻々と移り行く五色ヶ原の森の魅力を、お楽しみください。


5月20日(水)、乗鞍山麓五色ヶ原の森の「2009シーズン」が幕開けしました。
現在、五色ヶ原の森は、鮮やかな新緑の季節を迎えています。今春は例年に比べ残雪が少なかったことなどの影響か、花の開花時期も約2週間程度早い状況です。
掲載写真は、カモシカコースの沢胡桃沢の現在の様子です。一面に咲くニリンソウが、入山の皆さんに清々しいひと時を与えてくれています。そのほか、イチリンソウやラショウモンカズラ、バイカオウレンなども開花しています。季節ごとに刻々と移り行く五色ヶ原の森の魅力を、お楽しみください。


2009シーズンは、間もなく5月20日(水)に開山予定です。
現在、森の案内人たちにより、両コースの歩道や山小屋施設などの安全点検を入念に進めており、作業は終盤を迎えています。
今春は、例年に比較し残雪が少ない状況でした。乗鞍岳の雪解け水がせせらぎとなり、木々の芽吹きも始まってきました。雪に閉ざされてきた森が、萌える季節を迎えています。
掲載写真は、一昨年6月上旬のシラビソコース 八汐峠(やしおとうげ)に咲くムラサキヤシオです。


乗鞍山麓五色ヶ原の森は、10月31日をもって2008シーズンの入山を終了しました。
写真はシラビソコースの最上流部、標高1,600メートルに位置する「岩魚見小屋」です。シーズン中は、シラビソコースへ入山の皆様の昼食場所としてご利用いただきました。現在は、周りの真黄色いカラマツの葉に染められ、森の静寂に包まれる中、冬の装いへと変わりつつあります。つい先日は、岩魚見小屋のすぐ近くまで雪景色が迫っていました。
これから来春まで、厳しい冬を乗り越え、来シーズン中の皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森の木々も、すっかり色づいてきました。
前回ご紹介した黄葉のメカニズムに引き続き、今回は紅葉のメカニズムをご紹介します。
秋になると葉を落とす準備のため葉と枝の間に離層を発達させるようになります。すると葉で生産された糖分は枝の方に行かないで葉に残ってしまいます。残った糖分からは赤色の色素のアントシアンができて、葉は赤く紅葉します。日中は暖かく夜間になって急に冷え込むと、美しい紅葉になります。
五色ヶ原の森の紅葉は、現在ピークを迎えており、今月20日頃までお楽しみいただけると思われます。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森の木々も、ほんのり色づき始めました。写真は、9月30日のシラビソ小屋(標高1,490m)付近の様子です。
朝晩の気温が低下し、最低気温が8℃以下になると紅葉が始まるといわれています。葉が黄色く色づくメカニズムは次のとおりです。
緑色をした葉の内部には葉緑体と呼ばれる粒子が存在していて、その中に緑色の色素のクロロフィルと黄色の色素のカロテノイドが含まれています。夏の間はクロロフィルの量の方がはるかに多いため葉は緑色をしていますが、気温が低下してくるとクロロフィルは分解され緑色が消えてカロテノイドが多くなり、黄葉となります。紅葉のメカニズムは、次回ご紹介します。
間もなく訪れる錦秋の五色ヶ原の森をご堪能ください。皆様のお越しをお待ちしております。


9月に入り、乗鞍山麓五色ヶ原の森は秋の気配が漂ってきました。五色ヶ原案内センターから、カモシカコースを約10分ほど進むと甘い芳香に包まれます。ヒロハカツラです。
本州中北部の比較的標高の高い地域のみに分布するヒロハカツラは、沢沿いの湿潤なところに生育し、高さは15〜20メートルになります。カツラの名前は、葉から甘い香りを出すため「香出」(かづ)が由来になったと言われます。
五色ヶ原の森では、かつてはヒロハカツラの大木が多かったこともあり、伐採後の切り株からおびただしい萌芽幹を広げています。葉は丸いハート型で、現在はまだ鮮やかな緑色ですが、秋の訪れとともに甘い香りを放ち、やがて黄色く色づいてきます。
初秋の五色ヶ原の森をご堪能ください。皆様のお越しをお待ちしております。


梅雨が明け1週間、高山市内でも暑い夏が続いていますが、乗鞍山麓五色ヶ原の森は別天地です。
五色ヶ原の森は、山地帯から亜高山帯(標高1,360mから1,640m)に分布し、森を巡るトレッキングコースは清涼感満点です。特に様相の異なる8つの滝付近では、水しぶきとマイナスイオンが溢れ、入山の皆さんにパワーを与えてくれます。
写真は、布引滝付近に咲くハナウドです。セリ科ハナウド属のハナウドは、ウコギ科のウドに似て、花序が大きくて目立つことから名付けられたと言われ、川辺や林縁などやや湿った場所で見かけられます。ハナウドも滝の癒しを受けパワーに溢れているようです。
夏本番を迎えた五色ヶ原の森で、皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森では、様々な花をご覧いただけます。現在、カモシカコース・シラビソコースの両コースの各所で、紫色の可憐な花がよく目に付きます。ラショウモンカズラです。ラショウモンカズラは、シソ科の多年草。その名のいわれは、大きく突き出した花を、京都羅生門で渡辺綱(わたなべのつな:平安中期の武将で源氏の一族。坂田公時、平貞道、平季武とならんで四天王と称された。)に切り落とされた鬼女の腕にたとえたものとも・・・。
夏に向け刻々と変わりゆく五色ヶ原の森を、お楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森では、様々な花をご覧いただけます。シラビソコースの最上流部に位置する標高1,600mの「わさび平湿原」では、現在、山葵の花が真っ盛りを迎えています。湿原に設置された木道を歩きながら、一面に自生する山葵をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。


5月20日(火)、乗鞍山麓五色ヶ原の森の「2008シーズン」が幕開けしました。
この日は、台風4号の影響で強い雨が降り続く中、入山口の五色ヶ原案内センター前には関係者ら約70名が集まり、テープカットや樽開きが行われました。
五色ヶ原の森は、鮮やかな新緑の季節を迎えています。雨の日はカラフルなレインウェアに身を包み、五色ヶ原の森の静寂を。晴れの日は木漏れ日を浴びながら、躍動的な五色ヶ原の森の魅力を、お楽しみください。


2008シーズンは、間もなく5月20日(火)にオープンの予定です。
現在、森の案内人たちにより、両コースの歩道や山小屋施設などの安全点検を入念に進めており、作業は終盤を迎えています。
五色ヶ原の森では、北アルプス乗鞍岳の雪解け水がせせらぎとなり、木々の芽吹きがようやく始まってきました。雪に閉ざされてきた森が、萌える季節を迎えています。


乗鞍山麓五色ヶ原の森は、今シーズンの特例として入山期間を11月11日(日)まで延長し、皆様のお越しをお待ちしております。
五色ヶ原の紅葉はピークは過ぎておりますが、各所で晩秋の魅力をご覧いただけます。写真は真弓(マユミ)の実です。真弓は、弾力があってよくしなうことから、昔は弓を作ったことが名前の由来と言われています。この真弓は、シラビソコースの雄池のほとりに数多く点在しています。桃色に熟した実が4つに割れ、中から赤い皮に包まれた種子がぶら下がる姿は、ひと際目を引きます。この実は初冬まで見ることができると言われています。
晩秋の五色ヶ原へ、ぜひお越しください。


乗鞍山麓五色ヶ原の森に、錦秋の季節がやってきました。今年は例年に比べ暖かい日が続いていましたが、最近の冷え込みによりようやく色鮮やかな紅葉がご覧いただけるようになりました。
この写真は、昨日(10月21日)の青垂の滝(雄滝)の様子です。滝上部の赤や黄色の広葉樹と深緑の針葉樹、真っ青な空とのコントラスト、それを背景に流れ落ちる滝を真下でご覧いただくアングルは、まさに絶景です。
この紅葉は今月下旬から来月上旬までご覧いただけると思われます。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森にも秋の気配が感じられますが、その深まりは遅いようです。今年はこれまで暖かい日が続いていたことなどが原因なのか、紅葉は1週間から10日遅くなっています。ほんのり色づきはじめた森の中で、一際目を引くのはオオカメノキの真っ赤な実です。時折、その熟した実を啄ばむ野鳥の姿も見ることができます。
今後、日に日に秋色が濃くなり、紅葉は今月下旬に見ごろを迎えると思われます。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森から秋の便りをお届けします。様々な木の実です。これらの木の実は、五色ヶ原の森の歩道上に落ちていたものですが、何だかお分かりでしょうか?
秋が深まるにつれ、五色ヶ原の森では様々な木の実を見つけることができます。木々が咲かせた花々も綺麗でしたが、木の実もまた色、形とも様々で魅力的です。ぜひ、五色ヶ原の森へお越しいただき、カメラに収めてお持ち帰りください。
今シーズンの紅葉は、例年に比べやや遅くなっていますが、10月中旬から下旬が見ごろと思われます。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森にも秋の風を感じる季節がやってきました。五色ヶ原の森へ足を踏み込むと、遊歩道沿いに真っ赤な実をつけた山野草が目に留まります。ゴゼンタチバナです。ゴゼンタチバナは、亜高山帯から高山帯の林床に生える多年草で、6〜7月には一見白い花びらと思える総苞片(そうほうへん)が清々しさを与えてくれました。
日に日に秋の様相が色濃くなり、五色ヶ原の森もやがて錦秋の時を迎えます。皆様のお越しをお待ちしております。


今年も乗鞍山麓五色ヶ原の森に、大変美しいお客様がいらっしゃいました。渡りをすることで有名な蝶、アサギマダラです。アサギマダラが翅(はね)を休めているのはお気に入りのヨツバヒヨドリです。出合い小屋付近に多く自生するヨツバヒヨドリの周辺では、ひらひらと優雅に舞うアサギマダラの姿を見ることができます。
また、出合い小屋では入山の皆様に夏期限定で丹生川特産の完熟トマトを提供しています。冷たい清水で冷やしたトマトを味わいながら、この美しい蝶たちのダンスをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。


梅雨が明け、乗鞍山麓五色ヶ原の森も、夏本番を迎えています。
五色ヶ原の森の2つのコース沿いでは、様相の異なる8つの滝をご覧いただけます。写真はその一つの久手御越滝(くてみこしだき)です。カモシカコースを約1.7キロ森へ進むと最初に現れる滝で、落差は約58メートル、女性的で優美な滝です。滝の飛沫が虹色に輝きながら歩道までふりかかり、入山の皆さんにマイナスイオンと涼を与えてくれます。
皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森では、時折々の花々が見られます。わさび平湿原の渓流や湿地などでは、オクヤマガラシの白い花が咲き始めました。
森の木漏れ日の中で清らかな水流に揺られるオクヤマガラシは、鮮やかな緑の葉と白い花のコントラストが清々しい、初夏の情景を見せてくれます。
日を追うごとに夏が色濃くなってきました。皆様のお越しをお待ちしております。


乗鞍山麓五色ヶ原の森では、様々な花が咲き始めました。エンレイソウやワサビ、オオカメノキ、ラショウモンカズラ……などなど。中でも遊歩道沿いの足元近くに咲くニリンソウは、白い花弁が周囲の緑に包まれ可憐な表情を見せてくれます。
野鳥のさえずり、滝の轟音、池の静寂、様々なシーンをご堪能ください。皆様のお越しをお待ちしております。


5月20日(日)、乗鞍山麓五色ヶ原の森の「2007シーズン」が幕開けしました。
入山口である五色ヶ原案内センター前には、全国各地から事前予約をいただいた約50人の入山者が訪れ、森の案内人や関係者とともにシーズンの安全を祈りました。
この日は、小雨交じりで気温5度といったコンディションにもかかわらず、入山の皆さんはカラフルなレインウェアに身を包みながら、森の案内人のガイドで、新緑の「カモシカコース」と「シラビソコース」の大自然を堪能しました。


2007シーズンは、間もなく5月20日(日)にオープンの予定です。
現在、森の案内人たちにより、両コースの歩道や山小屋施設などの安全点検を入念に進めており、作業は終盤を迎えています。
五色ヶ原では、北アルプス乗鞍岳の雪解け水がせせらぎとなり、木々の芽吹きがようやく始まってきました。雪に閉ざされてきた森が、萌える季節を迎えようとしています。
